Good Luck Charm
年に数日あるかないかの心地の良い夜がある。
カラッとした優しげな風が身体を包む晩夏の夜はすぐそこにある秋の到来を予感させる。
僕は晩夏の夜が本当に好きだ。
秋の夜も大好きだ。
秋の夜長という枕詞がつくだけで大抵のモノは美しくみえてしまう。
そんな秋の夜長を世間の人はどのようにして過ごしているのだろうか。
セックス?いいね。
晩酌?飲むならウィスキーできまりだな。
読書?もってこいだ
そんな秋の入り口の夜
大勢の人に夏の終わりの切なさと新たな季節の訪れを告げる一年で一番センチな夜
僕は車のエアコンを切る。
窓を開ける
流す音楽は良き時代のアメリカ
Elvis Presley "Good Luck Charm"
I want a good luck charm a-hangin' on my arm
To nave, to have, to hold, to hold tonight
僕にとっての"幸運のお守り"とはなんだろう。
そんなことを考える夜もいいよね?
秋の"夜長"はこれからさ。
、んん