僕が君に捧げる遺言

文章を書きます。湯涌付きの恋愛玄人。ピュアに生きたい筈だったのに

人生

酒を浴び笑ってばかりの国

大人になった僕は酒を飲んだ。 子供の頃何故こんなものを…?と感じていた。酒という魔物に僕は見事に虜になった。 酒 本当に不思議な魔物だ。 僕は、オッサンが好きじゃない。 それは嫌いな会社の上司であり、疲れている町の象徴でもあるから。 でも、僕はオ…

自分の膝にキスをしよう

座椅子かなんかに座ってね、自分の膝にキスをしよう。 丸くて、硬くて、広い 自分の膝にキスをしよう。 ただひたすらに虚しくなれるよ。 三連休が終わるねぇ。 街に出たの? 家にいたの? 女と寝たの? 僕は、街に出たよ。スーツを買ったんだ。 家にいたよ、…

風立ちぬ 今は秋

幼稚園生の頃 そのくらいの歳の子が皆そうであるように、僕は季節というものが月が変わると同時に正確に、定規で線引きしたように変化していくものだと思っていた。 6月が終わった次の日からは 雨が全く降らない。 8月が終わったら 次の日からは外では落ち葉…

安らかに美しく油断していた。

僕は昨日の夜セックスについて永遠に考えていた。 僕が言葉にし難い虚しさを胸に抱えながら筧美和子さんの動画を見ながら慰めの自慰行為に及んだ。 自慰行為 よくよく見るとなんていう漢字だろう。 自分を慰める。 自分で慰める? まさしく今の私にうってつ…

こうしている今でも当たり前のようにセッススは行われている。

彼女と別れて久しいからかな。 仕事が忙しいからかな。 知らない土地でひとりぼっちだからかな。 隣の部屋の女子大生が毎晩男を連れ込んでいるからかな。 こんな風に考えることが時々あります。 今日も今もこの瞬間誰かと誰かが混ざり合っている こう考える…